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Apr 29 2018

どこに載せるか二次創作

久しぶりに同人関係で考えることがあったのでメモ。(長いです)

スパコミのお品書きが並ぶ時期ですね〜。行けない私は指をくわえて見てるわけなんですけども。

そんな中、好きな同人作家さんが今度発行する本が気になってます。(この方が出す同人評論本はどれもおもしろくて全冊持ってます)

スパコミ・コミティア新刊 by うた子 on pixiv

サンプル2枚目のコメント内容でまず「えっ、ありえんでしょ」と考える人は多いと思うし私もそうなんですが、内容にある「なぜイラストはOKで同人誌はNGなのか」の理由をちゃんと文章にできるかと聞かれると、正直「ちょっと難しいな」と思いました。(私の中ではイラストもOKとは言えないんだよね…※イラコンなど公式が企画した場合は除く)
こんな風に、同人界のマナーやルールには「ダメなことはふわっと理解していても、その理由を明文化するのは難しい」…そういったものが結構多い気がします。私だけじゃないと思うんだけどどうだろう。
サンプル5枚目で作家さんご自身がおっしゃっている「根拠のない〜思考停止しているのではないか」という部分に少しギクリとさせられました。

上記のサンプル4枚目がそのまま答えになっているような感じですが、この本は後日通販で買わせていただこうと思ってます。楽しみ〜。


これと関連して、この方のツイートでもう1つ自分の身と重なることが。
※ご存知ない方のために注釈:この方は同人作家さんたちのお悩み相談のようなことをたまにやってらっしゃいます。


(↑追記もあるよ)

私は5年くらい前にtumblrをやってたんですが、1年ちょっとでやめました。やめた理由に、この「自分で管理できるかできないか」という部分があったんですよね。

タンブラーに触れたことがある方ならご存知と思いますが、タンブラーの「リブログ」システムって、ツイッターの「RT」と違って、まんま「転載」扱いなんですよね。リブログされた時点で、それは「リブログした方」の記事になってしまい、「リブログされた方(自分)」の権限ではどうにもできなくなってしまう。(できなくはないけれど、公式への申請が必要だの何だので結構な手間だと聞いています)

私がタンブラーを始める時は当然このシステムを理解はしていましたが、その当時は「インターネットに(作品を)あげた時点で転載を完全に防ぐことなんか不可能だよ」と考えていて(今もそうですが)、リブログシステムに対しても「しょうがないこと」くらいの認識で、特に思うところはありませんでした。

タンブラーは海外の人にも多く反応をいただけるので、しばらくは夢中で楽しく使っていましたが、ある時ふと自分の好きなキャラ名でグーグル検索をかけたときに、自分が「ちょっとこの内容はイタいな笑;」と思ってタンブラーから削除したはずの絵が検索結果にずらーーーっと表示されてしまっていて、ひゅっと身の毛がよだちました。全部リブログ先の記事がヒットしてたんですよね…。

この時、瞬間的に「自分が管理できない場所に自分の二次創作絵があることの怖さ」を身を以て感じて、すぐに記事を全部削除してタンブラーはやめました。(やめた今でもそのキャラ名で検索すると私の二次絵が表示されてしまうので、都度「うわー…」となってます…)

タンブラーを始めた当時の考えは今でも別に間違ってはいないと思うし、やってた当時は本当に楽しかったんですが、年数を重ねて「自分の二次創作に対する考え」が変化することは全く予想してなかったんですよね。当時は自分の絵について「なるべく多くの人に見てもらいたい」と思っていたのが、年数を重ねて「(自分の絵を)好きな人にだけ見てもらえたらそれでいい」と思うようになったし、二次創作活動に対しても当時は「しょうがない」と思っていたことが、今は「しょうがないことだけど、避けられるトラブルなら少しでも避ける努力をしたほうがいい」という考えにシフトして…守りに入るようになったと言えばそうかもしれません。

かと言って、決してタンブラーを否定したいわけではないです。海外の方は二次創作もばんばんリブログしてるし(このへんは国による考え方の違いかもだから私個人には判断不可能)、プロ作家さんなどが一次創作のポートフォリオとして使う分にはとても便利なツールだと思うし、二次作家さんが使うにしても、タグを消して検索に触れにくくするとか、鍵をかけるとか、リブログ禁止の注意文を添えるとか、使い方はその方に合わせてある程度選べますしね。(リブログ気にしないって方も当然いるだろうし…)
ただ、自分の場合は「勉強不足かつ経験不足だったな」と苦い思い出が残るツールです。自分が「この絵を消したい!」って思った時にすぐ消せないのがこんなに怖くてイヤなものだと思ってなかったから。

…自分の話にそれましたが、この作家さんがおっしゃってる「公式から何か言われることはそうそうないけれど、いつ何があるかわからない。そういう気持ちでいたほうがいい。」というのはとてもうなずきました という話でした。


ついでにさらに自分の話になりますが…。

テニプリにはまってから、二次創作を探してpixivやツイッターをよくうろうろしてるんですが、腐向け作品が自分の想定よりかなりゆるゆるで公開されててびっくりしました…。巨大ジャンルで母数が多いからか、たまたまそういうのを踏んでしまってるのかな?;

私の中では、pixivにおいて『腐専用タグ』と『公式タグ』は一緒につけてはいけないというルールがあるものと思ってたんですが、見ていると両方つけている方がかなりいらっしゃって。
最初は「えっ、こわッ!」とひいたものですが、ふと、上に書いた作家さんの「根拠のない〜思考停止しているのではないか」という一文を思い出し、「ダメなのになんでやってる人がいるんだ」とただ恐怖するのではなく、「なぜ2つのタグを共存させてはいけないのか」という理由を改めてきちんと調べてみました。

pixiv百科事典で調べた限りの内容にはなりますが、「腐専用タグと公式タグの共存はNGなのかどうか」というのは、未だに意見が割れるところらしいですね。
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腐向け とは【ピクシブ百科事典】
https://dic.pixiv.net/a/%E8%85%90%E5%90%91%E3%81%91
(『「元の作品名タグをつけないのが望ましい」の二次被害』の部分)

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「どんな作品でもダメなものはダメ」と思い込んでた自分にとって「作品によっては逆にタグを共存させないと検索妨害になることもある」というのは目からウロコでした。(まあそれを踏まえてもテニプリは別居させたほうがいいと思うけども;)

同人の世界の在り方がめまぐるしく変わっていく中で、いろんな種類の作品や人間がふえてくるし、自分の知らないルールやマナーもふえていくであろうことを考えると、「こうでなきゃ」というかたい思い込みはあまりよくないんでしょうね。二次創作界隈では「ルールだから守らなきゃダメ!」という声が先行しがちですが、ただ「ルールだから!」と声を荒げるのではなく、「なぜそのルールがそこに存在するのか」をという成り立ちや理由を、ちゃんと自分の中で咀嚼して消化しながら二次活動していくことが大事だなと思いました。おわり。

蛇足:
FEにも腐専用タグできてくんないかな〜棲みわけさせてくれ〜

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